こんにちは、こはるです!
先月末の慌ただしさが大分落ち着いてきて、ようやく自分の家に目を向ける時間が作れるようになりました。
疲労のあまり寝落ちしていた数日間でしたが、昨日は久しぶりに夜お片付けをしてみました。
寝ている子どもたちと夫を起こさないように2階のクローゼットや寝室で作業をしていたのですが、2階は現在物置状態なので普段は長い時間滞在しません。
そのため、何を置いているかすっかり忘れてしまっているというものが多々あります。
目標としては2階の小部屋(書斎)を作業部屋にしたいんだけどな。
お片付けをしていると、時折思いがけないものに出会うことがあります。
記憶から長い間遠ざかっていたものは、普段なかなか使わないもの。
基本的には、そのまま手放してしまってもいいかなと思って捨てることが多いのですが今回は捨てずに使い始めたもののお話をしたいと思います。
7年振りに公の場に登場
繰り返しますが、我が家の2階は物置状態です。
これまで「1階に置くにはなぁ…」というものを容赦なく2階に置いていたせいで正直何を入れているか分からない収納箱もあります。
昨日のお片付け活動でゴソゴソしていたところ、懐かしいものを発掘しました。
持ち運び用の収納袋が付いたお箸です。

キレイに袋に仕舞われたままのお箸。袋の汚れもありません。
開けてみると、箸に巻かれた「漆塗り」という紙もそのままついていました。
このお箸。記憶を辿っていくと、成人式の時に記念品としていただいたものだったことを思い出しました。
結婚してこの家に引っ越してくるとき、収納箱のまま持ってきたのでこの中に入っていたよう。
まさに7年振りの再会。
ウサギの絵がついていてとてもキレイで、使うのがもったいなくて大切にしまっている間に存在を忘れてしまっていました。
キレイな状態のまま、長年放置されてきたお箸。
当時は、「マイ箸」というのがとても嬉しくて、大切にしよう!と思っていたはず。
成人式の頃の記憶がよみがえり、何となく手放す気になりませんでした。
モノは使ってこそ
普段であれば、そんな7年も使わんかったモノ、今後も使うことないやろと容赦なく捨てているはずです。
でも今回、このお箸は捨てずに使うことにしました。
ちょうど、職場のお昼に使うお箸が欲しかったところだったんです。
自分の希望とモノの存在が一致したので、このお箸は幸運なことに本来の働きをすることができるようになったのです。
おめでとう、お箸!
そんな運のいいお箸を見ながら、
やっぱりモノは使ってこそだなと思いました。
使ってこそ、その便利さや有難さが実感できます。
本来の用途で使ってあげてこそ、後に手放すことになった時にも「今までありがとう」と感謝の気持ちを持てると思います。
しっかり使って、役目を果たしてから手放す。
その方が、モノも幸せじゃないかな?と勝手に思ったりもします。
大好きなお菓子も、大事に持っているままでは賞味期限が切れて本来の美味しさを味わえなくなります。
大切なボールペンも、長い間大事に持っているままではインクが分離して本来の書き味を損なってしまいます。
お気に入りのポストカードも、しまいこんだままでは色褪せたり見て楽しむことを忘れてしまったりしてしまいます。
「大切だな」と思うモノだからこそ、しっかり味わって、しっかり使って、しっかり楽しんで、そのモノの存在価値を十分に引き上げてあげることがすごく重要なんだと思います!
もちろん大切かどうか、これから(も)使いたいかどうかを見極めて断捨離をすることも必要ですがね。
これからこのお箸を職場に置いて、大切に使っていこう。
捨てるだけじゃなく、モノの存在価値を考えるいい機会となりました。
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