おもちゃのお片付けを促して習慣化するための3つの取り組み

お片付けのアイデア

こんにちは、こはるです!

我が家にはわんぱくな子どもが2人おります。

上は4歳、下は2歳(2018年現在)。毎日仲良く(?)遊んでいます。

お子さんがいらっしゃるご家庭では、毎日のおもちゃのお片付けに苦慮されていることが多いのではないでしょうか?
我が家もそう。安定のごちゃごちゃ具合。

まーーーー散らかるのよね、おもちゃが。

今使っているのを片付けてから次のやつを出せばいいのに、次々に出して遊ぶからリビング一面がおもちゃだらけ。至るところに不意に落下しているおもちゃ。

床に落ちているおままごとの魚

片付けて欲しそうなおままごとの魚(半分)。
踏んだら痛いよねー。ブロックやミニカーを踏んだ日には泣かなあかん。

片付けの声掛けを一日に何回行うか分からんくらい、我が家もおもちゃの片付けには悩んできました。

毎日おもちゃの片付け問題に接しているうちに、「現状をちょっと変えないと変わらんのでは?」ということに気付きました。

何でお片付けを嫌がるのだろうか?ちょっと考えてみる必要があるなと。

そう言えば、娘が時々こう言うのです。

お片付けがたいへん。むずかしいのよ。

そうか…たいへんでむずかしいか…

少しでも、お片付けしやすくするためには何が必要だろう?

考えた末に出た答えが、「量を減らす」「片付けやすい環境を整える」「片付ける場所を決める」の3つでした。

合ってる?合ってない?それは分からない。けど、試してみないと分からない!

ということで、我が家のおもちゃお片付けの取り組み、ご覧くださいませ。

子どもと一緒に見直して量を減らしてみる

大量のおもちゃ。
プレゼントで貰ったもの、小さい頃から使っているもの、「これ要るん!?」というようなものまで様々ございます。

おもちゃにはそれぞれに適した年代があったり、興味関心によって好みが変わったりしますよね。ですから定期的な見直しは必要です。

おもちゃの見直しで大切なことは、「勝手に捨てない」ことかな?と思います。

思いがけないものがお気に入りの場合もありますし、後々「あのおもちゃはー?」と言われることも(笑)。
子どもだって、自分のものを勝手にポイされたら悲しむはず。

ということで、子ども本人と一つひとつ手に取りながら、いるかいらないかを確認していきます。
レッツ、親子でお片付け!

これいる??そういえば最近使ってないよね。

いらん。もう使わないから、すてる。

そっか。じゃあこのおもちゃは?まだ使う??

それはまだ遊びたいから、置いとく。

子どもに聞きながらチェック。
今回の見直しで、いくつかのおもちゃを手放すことにしました。

・赤ちゃん時代に使っていたガラガラ
・パーツが足りないおもちゃ
・よく見ると噛んだ跡があるボール(噛むなよ)
・工作に使ったお菓子の空き箱
・最近は使わなくなったおもちゃ

娘も自分の持ち物にしっかり向き合うことができたのではないでしょうか。息子は2歳だからもうちょい先かな。

成長やその時の流行・興味関心で使うおもちゃはどんどん変わっていくので、定期的な見直しを心がけたいですね。買うばかりじゃ増えるからね。

お片付け直後は「やっぱりいる…」と言われることもあるので、私はこどもが「いらん!」と言うたものでもすぐには処分せず見えないところにしばらく置いておくことにしています。
数週間経って、手放すことにしたおもちゃのことをすっかり忘れていたり本当に必要としていないことが分かったりしたら、処分します。

片付けやすいおもちゃ箱に変更してみる

おままごとキッチン周辺はとても荒れやすいポイント。いつもこんなんなってますわ。

片付けしづらいおもちゃ箱だから、お片付けの意欲が落ちてしまうのかしら…?

これまではおままごとセットに元々付いていた2つのカゴに入れて片付けていました。
この2つのカゴにうまいこと入れるのが、実は結構難しくて面倒だったりするのよね…。

さらに、このカゴたちも長年の激しい遊びの結果、取っ手が取れる、底が割れるなど甚大な被害が出てきました。(はよ変えろ)

ということで、1箱でスッキリ収納できる大きめの箱に変えることに。
1番使う機会の多い娘に選んでもらいました。

シンプルな真っ白の箱をチョイス(ナイス娘!)
100円ショップのダイソーで購入しました。

実はこの箱、既に1つおもちゃ箱として別のところで使用しているんですが、とても丈夫で気に入っています。シンプルで扱いやすいし。
娘も「家にあるのと同じやね」と選んでいました。

サイズも大きいので、我が家のおままごとたちがゆったりと収納できました!左下で魚の顔面も喜んでいることでしょう。

今までの小さいカゴ×2の時より、ポイポイしまえてとても楽です。考えて悩んでしまうより、ここに入れていけばいい!という単純な箱の方がいいかもしれんね。

これで今までよりもお片付けしやすくなるといいなと思います。

おもちゃの指定席を決めてみる

我が家のおもちゃ収納はこのようなラックです。

上部に本棚、下に3つの箱とフリースペース。かなり収納力があるラックですが、子どもたちには結構片付けしづらいみたい。
それは「どこに何をしまうか」というルールが定まっていないから。

その時によって黄色の箱にミニカーを入れてみたり、下の段に適当にしまってみたり。
小さい箱に大きなぬいぐるみがギューーーン押し込んである時もあります。

適当に片付けると、次使うときになかなか見つからなくて片っ端からおもちゃ箱をひっくり返すことになる。

すると、また片付けが大変になり、適当に片付けて、また次使うときにひっくり返す…という悪のスパイラルに陥るわけです。たまらん。

それなら、しまう場所をきちんと決めりゃいいんだ!
ココには何を入れるという指定席があれば、スムーズにお片付けできるようになるのでは。

しまうモノの名前をシールやテプラで箱に貼るだけでも効果はありそうですが、まだ文字の読めない息子もいるため、今回はちょっとした工夫をしてみることに。

完成形はこちら。さっそく作っていきます!

収納したいおもちゃの写真を撮る

文字が読めんなら、そのモノのイラストや写真があればイメージしやすかろう!
ということで、まずはしまいたいおもちゃの写真を撮影します。

今回はスマホで撮影したので、アプリで写真の縁に装飾を付けたり名前を入れたりして、少しでも興味をもってもらえるようにしてみました。

できた写真は印刷して切り取っておきます。

ラミネートしておもちゃ箱に貼る

普通に紙を貼ると、わんぱくキッズに秒で破られます。

ここでラミネーターの登場。

何故か持ってた。十ピーーー年前に買いました(色褪せがすごい)。

ラミネート加工すると丈夫になるし、汚れにくく、両面テープ等でも貼りやすくなります。
しかもツヤッツヤになるからキレイ!

ラミネーターがない場合は、簡単にラミネート加工できるシートも便利。


ラミネート後の仕上がりはこんな感じ。キレイでしょ?

これをおもちゃをしまうところに貼ります。ツルツルだから両面テープでキレイに貼ることができました。

(おもちゃ箱にビーサンが入っていることに関してのご質問は受け付けておりません)

おもちゃの写真を載せることで視覚的に分かりやすくなりました。
今まで適当に使っていた箱を、黄色は娘の大切なおもちゃ緑は息子の大切なおもちゃという風に決めてみました。

ひらがなで名前も入っています。子どもたちチョイスのおもちゃを撮影。

私の作業を見ていた子どもたちは興味津々。

予想以上にマイボックスが嬉しかったらしく、おもちゃの写真を喜んで自分の好きなおもちゃをきちんと入れられるようになりました。嬉しいよねー。何たって自分専用だもんねー。

ココを探せば大切なものがある!というのは遊ぶ際にも便利そうですよね。

お片付けが「習慣」になりますように

(下段に収納されているぽぽちゃんがなんか怖いというご意見は受け付けておりません)

ごちゃごちゃだった本棚も整理整頓してスッキリ。

今回はおもちゃのお片付けに関する我が家の取り組みを3つご紹介しましたが、これで劇的に変わった!完璧!という訳ではありません(笑)
今だって声かけしないとお片付けは始まらないし、ギィィィッてなることばかりです。

でも、やはりお片付けも「習慣」のひとつだと考えています。

普段からやってないとできないし、ルールに従って動けるようになるためには、繰り返し行って習慣づけることが大切かなと。

・ご飯の前には、遊びの手を止めてある程度お片付けをしてから食べる。
・寝る前には遊んだおもちゃを片付ける。

この2点は気を付けています。

ご自宅のおもちゃ、学年やクラスがひとつ上にあがるこのタイミングで、ぜひ見直してみませんか?

・おもちゃのお片付けで量を減らす(子どもと一緒に)
・子どもがお片付けしやすい収納か見直す
・おもちゃの指定席を決める(ラベル等を貼る)

+タイミングを決めてお片付けを繰り返して習慣づける。

ということで、皆様のお片付けのヒントになりましたら幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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